にじさんじSEEDsのオカマエルフこと花畑チャイカさん。
チャイカさんが今回新たな試みとして行ったのが、この度紹介する配信花畑チャイカと初めての動画です。
生配信ですが動画です
冒頭から「働きたくねぇなー!」というボヤきが入る放送事故から開始した今回の配信。
「今日は動画なのでね。コメント欄のみんなとは会話できないんだ」
と言いながらも、早速コメント欄のチャットを拾って会話をしだすチャイカさん。
いつも通り自由に会話を繰り広げながら、初見の方へ自己紹介を始めます。
「はじめまして皆さん、花畑チャイカです」
「あっ字幕付いてるね! 字幕付いてるってことは――?」
「――動画です」
「字幕を付ける=動画」という丁寧なゴリ押しにより動画ということを強調します。
それでも視聴者はなかなかそれを信じません。
「バカだねぇみんな。動画じゃないとみんな思ってるんだろう。これ動画だよね?」
ついには字幕と会話し始めるチャイカさん。
相変わらずフリーダムです。
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字幕の反逆
引き続き字幕芸を行うチャイカさんですが、次第に字幕の様子がおかしくなります。
「なんなの? お前。自我があるの? 自我あるなら名を名乗れ」
なんと字幕が自我を持ち、一人で動き始めます。
反抗的な字幕に対し、その行動を諫めるチャイカさん。
しかし字幕は――。
まるでSiriのように、聞こえない振りをしてとぼけます。
しかしチャイカさんは「相手がSiriなら」と今度は真面目な相談を持ちかけます。
「私も配信者なので、登録者数を増やしたいわけですよ。どうにか増やす方法はありませんか? Hey、Siri!」
「本物が出てくるんじゃないよ!」
とアイフォンのSiriが起動するという、字幕とは全く関係ないアクシデントに襲われるチャイカさん。
その後も字幕からの攻撃を受け続けます。
「そんなんで笑うのうちのリスナーぐらいだよ!」
字幕、お前消えるのか……?
引き続き下ネタバトルを繰り広げるチャイカさんと字幕。
しかし字幕は突然、事の真相を語り始めます。
「私の本当の目的はにじさんじアプリに襲いかかる裏インターネットの刺客、ダークネビュラウィルスからあなたたちを守ることでした。そしてその使命を果たした私はここで消えてなくなります」
いきなりのシリアス設定に困惑するチャイカさん。
しかし字幕は最後の力を振り絞り、自分の思いを伝えます。
「チ、ャイカ…さん…私…はここ…まで…のようです」
字幕ー!
謎のウィルスから守ってくれた字幕。
彼にはついに感情が芽生え、そして物語は感動のフィナーレを迎えるのでした――。
台無し。
これぞ花畑チャイカ
今回は動画――と銘打った、OBS(字幕などを出せるライブ配信用ソフト)のチュートリアル的な配信になっていました。
チャイカさんの話によると、「最近OBSの使い方を覚えて、今回の配信内容を深夜に思いつきマイクラをしながら作った」とのこと。
突発的な思いつきをこのように形にしてエンターテイメントとして完成させる行動力からは、にじさんじ特有のチャレンジ精神と、そしてチャイカさんの持つ面白さへの嗅覚がうかがえます。
一見すると色モノに見える花畑チャイカさんですが、中身も完全に色モノです。その奇抜な外見に引けを取らない優れたポテンシャルを持った配信者と言えるでしょう。
そしてこの配信、内容も去ることながらその短さもオススメしやすい点の一つとなっています。
にじさんじにしては20分程度と比較的短いアーカイブとなっており、後追いでも見やすいです。
VTuber全体が5000人を越えた昨今、このように短めな配信もまた、視聴者のことを考えたチャイカさんなりの優しさなのかもしれませんね。
本編も是非ご覧ください。
→ 花畑チャイカと初めての動画