2018年5月9日に配信された世紀末雑談生配信!でシロウケンが500万円の水晶を買わされそうになった話を披露し、ゲストのタマキンが要領を得ないケンの話の解読に挑んだ。
配信開始から15分頃、コメント欄にケンの所属するBANsのメンバータマキンが登場。ケンは普段コメント欄をほとんど見ていないため視聴者みんなで「タマキンが来たぞ」と教えてあげる。
玉?玉は水晶玉とか良いよね。占い師が使うのとか。
と相変わらずピンポイントで見て欲しいところを拾ってくれないマイペースなケン
水晶玉は結構高いんですよ。
前なんだけど、商店街みたいなところに行って洋服とか買おうとしてたんですよ
それで歩いて見てたら魔法使いのおばあちゃんみたいな人が出てきて。髪を紫色に染めてんのよ。
そのおばあちゃんが(水晶玉を)500万ぐらいで買えますよって言ってきたんですよ。
そんなの絶対におかしいでしょって感じで、俺は買うのやめようとしたんですよ。500万なんか出せるわけ無いじゃんって。そしたらなんかあれなんだよね。
えっ、タマキン?タマキンがどうしたの?
えーー?そのタイミングで気付く??まって、今もうその500万円の水晶玉の話のほうが気になるんだけど。
しかしケンは「タマキンとは最初のBANs結成集会以来話したことないよね。今から話す?」と通話設定作業を始め、コメント欄も新しいゲストとの絡みに興味津々、水晶の話はどこかに行ってしまった。
登場したタマキンはケンが以前歌い手として活動していたという話に興味があったらしく、音楽の話題で盛り上がる。そして30分以上経ったころにバンプオブチキンのカルマの歌詞の話から
タマキン「ガラス玉といえば、ケンそれでさっき水晶の話をしてたのか?」
ケン「水晶?」
タマキン「玉と言えば水晶もいいよなって言ってたじゃないか、もう忘れたのか?」
ケン「あぁ。途中で玉がどうこうって話題が出てたから。騙されかけたっていう話をしてて」
タマキン「うん、紫のおばちゃんがなんとかって」
ケン「そこまでは話したか。うん、なんか500万円くらいで明らかに怪しいなって」
タマキン「そこまでは聞いたがオチを聞いてないってみんなコメント欄で言ってるぞ」
ケン「うん、話してない。途中で終わったから」
そうそう、その話が聴きたかった!まさか戻ってこれるとは。ナイスタマキン!
ケン「オチは結局、258円くらいで買えたってお話」
タマキン「えっ500万円から258円になったの!?」
ケン「そうそう。すっ飛ばすとね全部」
すっ飛ばしすぎだろ!!!何でいきなりオチ言っちゃったの!?
タマキン「それって、関西では駄菓子屋のおばちゃんが300円のお菓子を『はい300万円』って言うような流れがあるじゃん?そういうのではないの?」
ケン「居酒屋でそうなの?いや、俺が行ったのは居酒屋ではなくてコットン屋みたいなところで、商店街で服を見てたらコットン屋みたいなところにお婆ちゃんが居て、でお婆ちゃんがいきなり話しかけてきてさ」
さあ始まりました、噛み合わないトーク。
冗談を真に受けただけだったのでは?と誰しもが最初に考える疑問をぶつけてみるもさっぱりピンときていない様子のケン。
駄菓子屋が何故か居酒屋になっているし、コットン屋というのもよくわからない(骨董屋?)
ケンから何かを聞き出すのは大変な作業だ。頑張れタマキン、なんとかして俺たちに分かるように話を聞き出してくれ。
タマキン「それ、もし本当に500万円で売るつもりだったとしたらどんな話術を持ってして258円に値下げさせたの?」
ケン「それは説明すると長くなっちゃうんだけど、2時間ぐらい話してたのよ。そのうちにどんどん下がっていって、結局258円になっちゃうっていう。凄いなって」
タマキン「意味が分からないwwww」
だから、その途中の経緯を教えてほしいんだって…
タマキン「2時間話した結果、258円に値下げしてもらったと」
ケン「そうだね。258円」
タマキン「500万円は高いよおばちゃんって?」
ケン「正確には500万円に消費税が付いてもっと高くなるでって感じでなんか元気よく喋ってて、本当はもっと高かったんだと思うけど。500万ちょうどではなくて。だからなかなか良い経験をしたなって」
タマキン「うん、元気のいいおばちゃんだったのね」
ケン「元気よかったね、髪が紫色で右の耳にサザエのピアスみたいなのをつけててそれがおしゃれな感じで不思議なおばあちゃんをね。ファンタジーにでてくるみたいな感じで凄いなと思ってお話してみようかな面白いなって」
タマキン「それで色んなお話をしつつケンの話術を持ってして99.9%OFFで258円まで下げさせたと」
ケン「最終的にそうだね。話し合ったりとかして。でも話し合ったのが結構面白かったから、258円で買えたから良いけど本当に何百万くらいの価値はあったのかもしれないって俺はそういう思い出としてね」
話を引き出そうとすると本筋と関係ない話に脱線し、そこを上手く避けて話を元の流れに戻すともうまとめに入ろうとされる。
タマキン「ちなみにその周りの物の値段ってのはわかった?」
ケン「他の値段?値札みたいなのが付いてたから見たけどそんなに高くなかったね。250円とか、高くても千何百円だった気がする」
タマキン「じゃあ258円が正規の値段だったんじゃないかなww」
ケン「なるほどね…でも結構きれいな水晶だったけどなあ」
納得してないケンに、冗談を言ってお客さんを楽しませようとしたおばちゃんなりのサービス精神だったのではないかということをたとえ話を駆使して説明するタマキン。
ケン「なるほど…でも結構しつこく売ろうとしてたけどなあ…なんであんなに」
タマキン「500万円で?それはおばちゃんがこの子は純粋な子やからもうちょっといじったろと思ったんじゃないか?」
ケン「そうかな。でも二時間ぐらい…うん、なるほど…今なら32%引きとか、どんどん下げていって」
タマキン「それはその交渉の過程を楽しませてくれたんですよ」
ケン「なるほど…じゃあ結構冗談で、お互い楽しめたと」
言葉の上では意見を否定していないが、そんな感じじゃなかったけどなあという本心が隠しきれないケン。しかし他の情報を聞き出そうとしてもおばちゃんがUFOキャッチャーでたぬきのぬいぐるみを集めるのが好きといった、どう考えても関係なさそうな情報しか出てこないので、とうとうタマキンも諦め
「まあわからないね。私もその場に居たわけじゃないからね…視聴者の皆さん。これぐらいでいいんじゃないでしょうか。もう私はダメだw」
とさじを投げてしまった。
代わりに「で、その水晶を買って家に持って帰った訳だよね」と買った後の話を聞くことにしたタマキン
タマキン「それってどのくらいの大きさのやつなの?」
ケン「野球ボールを一回りでかくしたくらいかな」
タマキン「それは今も飾ってある?」
ケン「いや飾ってない、もう捨てた。整理する時に邪魔になっちゃったから」
タマキン「捨てたのかwww」
これにはもうタマキンも視聴者も全員ノックアウト。結局何が何だかわからないまま、改めてシロウケンという男の圧倒的強さだけを実感したエピソードだった。