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解説記事

BAN災害事例集 白百合さん、karinさん

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7月に起きたVtuberのBAN事例を2件ご紹介します。

白百合さん過去のボイスドラマでBAN

VTuberの白百合さんが、過去に投稿したボイスドラマに対して違反警告を受けてしまいました。

白百合さんは2017年8月からASMRボイスドラマの投稿やlive配信を行っていた方で、当初は静止画の背景でしたが2018年5月に受肉し現在ではVtuberとして活動を行っています。
ゲーム実況なども行っており、最近ではにじさんじの渋谷ハジメくんなどのVtuberとのコラボや、調教師というキャラ付けなどでブレイクの兆しを見せていたところでした。

BANの詳細については語られていませんが、ご本人やリスナーたちの反応からすると、規約違反になりそうな心当たりはないようで、YouTube側の間違い(誤BAN)の可能性が高そうです。

その場合、通常は異議申し立てをすれば警告が取り消しになるはずなのですが、その異議申し立てができなくなってしまっていました。

実はこの理由は、白百合さん本人が警告を受けた動画を削除してしまったことにありました。YouTubeポリシーのコミュニティ ガイドラインに準じた措置に異議を申し立てるの項目にはこのような記載があります。

警告を受けた動画を削除しても、警告は解除されません。動画を削除すると違反警告はそのまま残り、二度と異議を申し立てることができなくなります。

このため、知らずに動画を削除してしまった白百合さんには異議を申し立てることができなくなったのです。
このため、警告が自然に消える90日間は生配信が出来なくなってしまいました。

 

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バーチャルAV女優アイドルKarin 2ヶ月前の動画でBAN

もう一件のBAN事例はバーチャルAV女優アイドルというなかなか強烈な肩書をもつKarinさんです。

こちらの場合はBANされた理由にはっきりと心当たりがあったようで、誤BANでは無さそうですが、それにしても突然2ヶ月前の動画に対して警告が発せられたというのは驚きです。
一体どういった仕組みでペナルティが与えられるのかはわかりませんが、YouTube側の基準が変更になってアウトになったのか、あるいは以前からアウトだったのが単に見つかっておらずユーザーからの違反報告を受けてチェックされた、あるいは巡回監視のようなものがあったなどが想像されます。

Karinさんは肩書としては正確にはVTuberではなくXtuberを名乗っており、ポルノ共有サイトXtubeをメインの活動拠点とし、YouTubeでは(比較的)健全な動画投稿やゲーム実況をされていました。しかしその動画もやはりダメだった模様、なおXtubeでもBANされている模様。

ポルノサイトであるXtubeからBANされたのは人間じゃない(バーチャルだから)だそうで、技術の最先端を進む人に降りかかる受難という印象を受けます。VRの進む未来には確実にエロ方面の期待もあるはずなのに、個人で開拓するための場所がないというのは問題かも知れません。現在はアダルト生配信はFC2で行っているようです。

ちなみに同じくFC2にてアダルト配信を行っていた『淫乱系Vtuber』の万楽えねさんとは同士の関係にあり、先日Karinさんの発案による『淫語ワードウルフ』なる企画も行われました。

YouTubeでの配信なので、過激な企画というよりはエッチなワードをお題にして下ネタで盛り上がるゲームという内容でしたが、やはり表現の最前線で勝負している方々はBAN基準に対する情報に敏感なようで「言葉だけではBANされない」などの情報も共有されていました。

他にもKarinさんのTwitterではVRエロ関連やBANに関する情報が収集されています。

追記
Karinさんご本人よりご連絡いただきました。
この件についてYouTubeへ異議申し立てを行ったそうですが、投稿フォームが使いづらく、意図せずに中途半端なところで切れた文章を送ってしまったそうです。規約では異議申し立てができるのは動画の違反ごとに 1 回だけのため、適切な申請を行うために「内容をメモ帳に纏めてからコピペで申請されることをオススメ致します。」とのことです。
また、「BAN要素のないはずのPUBG動画も同時に削除されていた」とのことで、BAN基準とその運用が適切に行われているのかは疑問があります。

まとめ

YouTubeから警告されたときに該当動画を削除してしまうと異議申し立てができなくなり、誤BANであってもペナルティ(90日の生配信制限など)を受けてしまう。

過去の動画に対して突然ペナルティが与えられることもある。

異議申し立ては1回しかできず、また申請フォームが使いづらいため、申請する内容を一度まとめてからコピペで申請するほうが良い。

過去動画に通報される可能性を減らすため、限定公開にするという対応をとっている人気VTuberさんもいるようです。

YouTube側のBAN基準が曖昧なため視聴者としては心配ですが、異議申し立てですぐに解除されたり誤BANであることも多いので、必ずしも「BANされた=悪いことをした」というわけではありません。また視聴者が過剰に心配してしまうことがVTuberさんの活動の幅を狭めることにもなりかねないので、今後もまとライバーでは事例を集めて正確な知識を提供していきたいと思います。

 

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