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バーチャル蠱毒と表現されたVTuber公開オーディション『最強バーチャルタレントオーディション~極~』

投稿日:2018年11月22日 更新日:

VTuber公開オーディション『最強バーチャルタレントオーディション~極~』がバーチャル蠱毒だと話題になっています。

 

最強バーチャルタレントオーディション~極~とは

VTuberの中の人を決める公開オーディションです。

現在は既に予選が開始されており、候補者がツイッターや配信などで活動しているところを誰でも見れる状態となっています。

オーディションということは、予選が進行するにつれ、選ばれなかった候補者は消えてしまうことになります。
それ自体は普通のことなのですが、企画の性質上、VTuber候補として仮初の命を与えられた存在が消えるのを目のあたりにすることになり、意図してなのか「デスゲーム感」が漂う内容となってしまいました。

こちらの5人のキャラクターの魂をめぐって、現在公開オーディションが行われています。その魂の数は61。選ばれるのは5人だけ。

 

詳細

最強バーチャルタレントオーディション極とは、ピクシブが2018年7月にリリースした「VRoid Studio」初のコラボレーション事業として、ピクシブ、ツインプラネット、SHOWROOMの3社が共同で行うバーチャルタレントのオーディションです。

ピクシブの人気イラストレーター5名がオリジナルキャラクターを創出し、「VRoid Studio」を使って3Dキャラクターモデルを製作。キャラクターを演じる”中の人”は、動画配信アプリ「SHOWROOM」にて、公開オーディションで決定するという内容です。

 

 

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オーディションの流れ

1次審査

全員面談。バーチャルタレントとしてのスキル、特性を審査するとのこと。ここで魂が61まで絞られました。

2次審査

SHOWROOMにて公開オーディションが行われます。人気上位だけが勝ち抜ける闇のゲームです。

 

スタートダッシュ期間

11月20日~23日まで

審査には影響しない配信期間。ここでライバーは配信慣れやファンの獲得を行う準備期間とのこと。

予選イベント

11月26日~29日

1キャラクターに付き上位5名+α(運営事務局が0~2名を選ぶ)が予選通過

本戦イベント

12月1日~5日

1キャラクターに付き上位2名+α(運営事務局が0~5名を選ぶ)が本戦通過

最終審査

本戦イベントを勝ち抜いた合格者を運営が面接。その中から一人を魂として選出する。

 

という流れになっています。

気になったところとして、最終審査は運営だったり、+αを運営が選ぶという点が引っかかるところです。最終的に運営が選ぶなら、初めから非公開オーディションでいいんじゃないかといった意見もTwitterで見受けられます。

 

特典

見事このオーディションを勝ち抜いた後は、VTuberとしてこのような待遇を受け入れられるとのこと。VTuberなのに小悪魔agehaの専属モデルなど、なかなか気になることも書かれています。

これだけ大々的な公開オーディションを行うだけあって、かなり気合の入ったプロジェクトであることが伺えます。

 

参加者たちの動向

有志の方がまとめてくださった参加者リストから確認ができます。

リスト:https://twitter.com/Do_like_her/lists/list1

みなさんVTuberらしい発言をされていますが、このオーディションに関する発言についてもちらほら。

 

ピックアップ:九条林檎 No5様

バーチャル蠱毒とつぶやいた人たちをfavしているNo5様。オーディションを残忍とバッサリ切り捨て、参加者でありながら企画の悪趣味さを指摘しています。

しかし一方では、その残忍さもまたエンターテイメントとして割り切り、デスゲーム参加者視点でこの企画を前向きに楽しんでいるように見られます。

そして他の参加者も「デスゲーム参加者」のロールプレイとも受け取れる発言が。

 

ピックアップ:白乃クロミ No2ちゃん

https://twitter.com/kuromi_0_0_2/status/1065447081765044224

戸惑いの中に、みんなが幸せになれる未来を作りたいと発言。デスゲームの中でこういうこと言うと主人公ポジション感あるな……!

 

ピックアップ:九条林檎 No8様

バーチャル蠱毒とまとめたツイートに「有り難い」と返答。九条林檎様の魂方は、この状況を楽しんでる方が多いように見られます。

 

ピックアップ:結目ユイ No12さん

自分たちの状況がSCP(創作した都市伝説のようなもの)かもしれないと思い、高まってます。

 

雨ヶ崎 笑虹 No1ちゃん

1位の雨ヶ崎No6ちゃんと差がある雨ヶ崎No1ちゃん(ややこしい)。”消えたくない”という気持ちを抱えていることを素直に暴露しています。

他の参加者はライバルでありながら、同じ孤独を味わっている仲間とも……エモすぎる……!

 

ピックアップ 巻乃もなか No13ちゃん

勝負としての気持ちを全面に押し出すよりも、楽しむ気持ちを優先したいというもなか13ちゃん。

ああ……素晴らしいです……でもデスゲームだと消えちゃうパターンの子のやつ……!

 

感想

いや~、VTuberの公開オーディション……すごいですね……!

VTuberの活動において、Twitterの交流や、自身の売り込み方というのは重要です。そういったスキルを実地に確認できるのは公開オーディションの利点でしょう。また、活動開始前からの話題作りとしてもある意味では秀逸で合理的な企画です。

しかしながら、「蠱毒」「デスゲーム」と評されてしまっているのはこの企画に対して悲観的な印象を持っている方が多いという証拠でもあります(本記事でもそのように表現いたしましたが)。

例えばオーディション参加者の名前は公開されないため、途中で落選してしまえば獲得したファンとの絆が絶たれてしまい、また本人の経歴にもできないなど、キャラクターとしての「死」を強く感じさせられます。 ファン視点からも、自分が推した魂が途中で消えてしまう可能性が高いこと、無事に推しが合格したとしても、それは他のファンの推しが消えてしまうことを考えると、これほど無慈悲にする必要はあるのかと疑問に思ってしまいます。

また、シビアな競争を強いておきながら最終結果は公開される数値ではなく運営判断によって決定されるというのも若干もやっとするものがあります。

企画終了時に後味の悪さが残ってしまうと、運営やひいては勝ち残った合格者にもヘイトが向かってしまいかねない懸念もあり、そういった意味でも落選者に対する何らかの救済措置があった方が良いんじゃないかなあという印象です。

現在はやや否定的な意見が優勢な印象のある企画ですが、今後オーディションが進行していく上で否が応でも生まれるはずのドラマによって盛り上がっていくのか、それとも懸念していたような否定的な面が出てしまうのか、そういった意味でもリアルタイムで注目していきたい企画となっています。

 

参加方法

このオーディションにリスナーとして参加方法は、九条林檎 No5様がわかりやすくまとめられてくださっています。

 

会場はこちらから。推しの魂を救えるのは、あなたの投票です(マジで)。
https://www.showroom-live.com/event/avatar2

 

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