にじさんじSEEDs配信開始
6月5日:シスター・クレアさん、名伽尾アズマさん、出雲霞ちゃん、社築さん
6月7日:花畑チャイカさん、海夜叉神様
6月8日:緑仙くん、鈴木勝くん(この記事)
6月8日は緑仙さんと、日付が変わってから鈴木勝くんが初配信をしました。その内容と個人的な見どころの紹介です。
各キャラの公式設定はPANORAさんの記事にわかりやすくまとまっています。
http://panora.tokyo/64033/
緑仙(リューシェン)
「SEEDsの萌声担当です」
「『新緑』の”緑”に『ベガルタ仙台』の”仙”で緑仙(リューシェン)と書きます」
「『日本人だからわからない?』僕も日本人だよ。ごめんなさい日本人なんです!」
から始まるTwitterでのイキリ芸も光るリューシェンさんの初回配信のご紹介です。
その声質は緒方恵美さんに近いものもあり、陰キャな所も相まってコメントでは「イキリシンジくん」と言った呼び声も。
そんな綺麗な声をした緑仙さんの特徴は、その早口に繰り出されるマシンガントークと、相反するようなコミュ障自虐ネタ。
それらが相まって、これまでのバーチャルライバーにない新たなキャラとなっています。
マシンガントーク
綺麗な声から繰り出されるキレ味の良い言葉は、聞いているリスナーの耳にスッと馴染んでいきます。
「『声がイメージと違いますよー』と言う人は、諦めてくださいこれが現実です」
「『(コメント)性別不明なままなのか?』 性別がそんなに大事なのか!? わかんないけど。えっ性別そんなに気になる? じゃあ皆どっちだと思う? 男だと思う? 女だと思う? 男の僕と、女の僕どっちが好き? どっちでも可愛くない?」
※太字は叫んでいるところ。
性別は不明なようです。
そんな立て板に水という言葉が似合う緑仙さんの口からは、自身がライバーとなった理由も語られます。
「今年の春から高校一年生になった16歳なんですけど、高校デビューに失敗しまして」
「だから配信を通じて友達が作れればいいなって思って配信を始めたわけなんですけど。しょうがないよ。失敗するような性格なんだよ。見てよご覧の通り。わかるでしょ?」
「僕が他人だったら関わりたくないよこんな人間。友達できないからって配信に逃げるような奴」「『喋るコミュ障』? 違うんですよ、学校行っておはようございますって言って席に座る、席に座って本を読む、本を読んでいるから話しかけないでください僕は、べつに、べつに話しかけてもいいけどぉ!? 今、本を読んでるから? ちょっと、なんか、それは困るなぁ。みたいな、感じの空気感を出すわけよ」
「リプライを頑張って返してるんじゃなくてリプライを返す暇が凄いあるから返してる、それだけ僕は学校で時間がある!」
「『YouTubeデビューに失敗してる』? これからだよ! これから期待してて。せめて3回は観て。3回観たら絶対好きにさせる自信がある……!」
友達を作るためにライバーとなった緑仙さん。
最後には「友達100人作ってオフ会でプリクラ撮って引退する」と目標を語っていました。
是非配信は3回目まで見てあげてください。
孤立する趣味嗜好
コメントで寄せられた発言に、面倒くさいオタク感を出しながら噛みついていく緑仙さんの様子。
「『リード生える』? 他の配信のなんかちょっと流行った奴を持ってくるなぁ……?」
「フリースタイルダンジョンとかいう、その流行りの物にノっている人間が僕は一番嫌いですぅ!」
「そうなんだよ、友達がいたらフリースタイルダンジョン見てたよ。みんなもそうだったでしょ? 友達がRADWIMPs聞いてたからRADWIMPs聞いてたでしょ? みんなBUMP歌ってからBUMP覚えてたでしょ? そういうのと同じで、友達がいたら影響を受けるの。けど僕は友達がいないから影響を受けてないの。影響を受けてないからラップで何が好きですかって言われたら、鎮座DOPENESSが一番好きですって言うからね。ポカンとされるからね。鎮座DOPENESSこの中で好きな人いますかぁ~?」
「鎮座DOPENESSのバトルが好きって言ったら、『鎮座DOPENESSって誰ですか』って言われた。フリースタイルダンジョン出てない奴はラッパーじゃないのかぁ!?」
緑仙、そういうとこだぞ。
しかしその独特な感性が緑仙さんの魅力の一つのようにも思えます。
他にも幽遊白書やセーラームーンに銀河英雄伝説、ファーストガンダムなど「世代を超えて良い物は良い」「長さなんて関係ない」という好きな物へのスタンスも明示していました。
「っていう感じなんで、高校デビューを失敗した緑仙くんって覚えてくれれば嬉しいです」
と最後にはまとめていましたので、是非喋るコミュ障である緑仙くんのことを覚えておいてください。
決まった事
リスナーの名前は無し(総称ではなく、個別に認識したい為)
鈴木勝
「コネクトオン!」
「俺様は天才イケメンバーチャルライバー、漆黒の捕食者・ダークネスイーターことD.E.だ!」
と可愛い中二病……もとい尊大なキャラクターを初っぱなから見せつける勝くん。
笑うと八重歯が可愛い。
「にじさんじシステムへ接続したら、唐突なめまいに襲われ……悪の組織の基地のような場所に飛ばされていた」
そんな言葉から始まる配信は、選択肢を提示して視聴者のコメントを拾っていくという脱出ゲームかアドベンチャーゲームのような動画構成となっています。
その後、基地内で拾ったという体裁で寄せられたマシュマロに答えていく勝くん。
ちなみに好きな作品はシュタインズゲート、Re:ゼロから始まる異世界生活、コードギアスとのこと。
中二病趣味が見えるところといい、きちんとしたキャラクター性が見えるところから勝くんの真面目さが垣間見えます。
そしてこの配信の特筆すべき点が、その演出の丁寧さ。
魔法! ただの中二病ではない! 戦闘力があるタイプの中二病だ!
このようにアニメーションやエフェクト、音楽なども凝っていて、演技も含めて随分豪華な動画となっています。
後半では探索で見つけたスマートフォンを解体する……として解体ゲームをプレイ実況。
無事に解体を行った事で、世界が救われ世界再編が行われることに。
それに伴い勝くんはその存在が消えることになり、顔にノイズが走り始めます。
「『お前消えるのか?』……今は消えるかもしれないけど、また今度の放送で会えるかもしれない」
「……そうだ。別れの言葉を贈ろう。秘密の合い言葉だ」
「ル・サーマ・キ・ズス……」
でた! 中二特有の意味ありげな架空言語文字列ー!(逆から読むと……)
初回から力を入れており、この先の配信にも期待が持てそうです。
『初回しか見ない人もいるだろうから、三ヶ月ぐらいずっと調べて作った』とのこと。
しかしこのクオリティを維持するのは手間的に難しいので、できても一月に一回ほどみたいです。
それでも今後もミキシングやモデリングと、さまざまな事柄に挑戦していきたいと意欲を見せておりました。
決まった事
リスナーの呼び方:盟友
お別れの言葉:ル・サーマ・キ・ズス