第一回 ライブ王決定戦開催決定
24日、甲賀流忍者!ぽんぽこ氏のチャンネルにて、『第一回 ライブ王決定戦の緊急記者会見』が行われた。
本イベントは、Vtuber4名が同時刻にそれぞれ生配信を行い、リスナーを最も多く集めたものが勝利という配信対決。さらに勝利のためなら何をしても良いことが明言されている。
参加選手
にじさんじSEEDs代表:卯月コウ
BANs代表:ふぇありす
外様代表:ピーナッツくん
あにまーれ・ハニスト代表:因幡はねる
開始日時・場所
9月29日、22時~参加者のチャンネルにて
ルール説明
- 対戦者が同時刻(22時~)に自分のチャンネルで生放送を開始する。
- 開始から30分(22時30分)の時点で視聴者数が最も多いチャンネルが勝利。
- ゲストを呼んだり、勝つためなら何をしてもOK。
- 負けたVTubetたちは放送を止め、勝利したチャンネルに出演し、敗北宣言をする。
- 勝者は第一回ライブ王の称号を得る。
注目ポイントはやはりゲストOKなことだろう。参加者はVtuber界隈では決して上位者ではなく、むしろVtuberブームが落ち着き始めた6月以降の厳しい状況下で頭角を現してきたメンバーであるため、大物ゲストを呼べればそれだけで一気に勝利に近づくことになる。他にも勝つためなら何をしてもOKというルールでどのような奇想天外な手が飛び出すかも注目である。
敗北した選手は敗北宣言をすることになるのだが、4選手ともプライドが高いためかなりの屈辱となるだろう。リスクを背負い、プライドを賭け、真剣に戦った先に得られるライブ王の称号を誰が手にすることになるのか、注目である。
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選手紹介
にじさんじSEEDs代表 卯月コウ選手
チャンネル登録者数:1.8万人
「どけ、にじさんじのお通りだ」
超人気集団『にじさんじ』所属であることを鼻にかけたエリート発言で登場したコウ選手。しかしその実態は数々の問題発言で所属企業から要注意人物とみなされており、さらにはVTuber初となる男女カップル配信をし、そしてその配信内で振られるという伝説を持つ異端児である。
登録者数1.8万人は参加選手の中でも明確に少ないものの、アクティブなファンの割合は高く、ライブ配信の同時視聴者数が常時数千から最大で5000程度というのは侮れない数値である。にじさんじSEEDs内でも登録者数9位と決して高くない序列にある彼だが、このような何でもありなガチバトルへ出場させるならという適性を見込まれての抜擢といえるだろう。
何よりも注目すべきは、自身でもアピールしていたとおり『にじさんじ』という強力な団体に所属していることである。グループのメンバーを呼べるならゲスト力の強さは4人中一番……なのだが、この日は同時刻に「にじさんじ一期生大規模コラボ」の予定があり、彼らをゲストとして呼べないことはもちろん、にじさんじ箱推しのファンの客足がそちらに取られることが予想される。
そのような状況で、コウ選手は「(当日のゲストは)はねるちゃんの大好きな人を呼びます」と宣言していた。
思い当たるVTuberは複数いるが、そのどれもにじさんじのメンバーではない。
以上のように、コウ選手はにじさんじという強力すぎる切り札をほぼ封印された状況であるとも言える。
そんな中どうやって戦い、そして勝つつもりなのだろうか?
もしもそんな手足をもがれたに等しい状態で勝つのだとしたら――それはそれで、かなり”エモい”。
https://twitter.com/udukikohh/status/1044219847679213568
会見終了後、当日見られないリスナーに対して「ミュートにして配信を見て欲しい」と促すコウ選手。
さすが一番汚いにじさんじ(ピーナッツくん談)である。この勝負は勝つためには何をしても許されるのである。
卯月コウ選手のTwitter・YouTube
BANs代表 ふぇありす選手
チャンネル登録者数:3.8万人
「ぶっちゃけ、最近現れたライブのぺーぺーにはまったく負ける気がしません」
ふぇありす選手はVTuberが世に注目を集める前からニコニコ動画を中心に活動している。ライブ配信という場に置いて、一日の長は”彼”にある。
本大会で唯一3Dモデルで参加。他の選手が縦と横にしか動けない中、ふぇありす選手は奥に動くというZ軸への移動を見せた。この動きが勝負に関わってくるかは今の所不明である。
8月に配信した「個人VTuberのこれから」は多くのリスナーを集め、胸を打つ内容に多くの反響があった。その影響力は個人VTuberの域を超越している。
BANs代表として参加しているが、その交流関係は同グループ内だけに留まらない。にじさんじゲーマーズの叶くんとコラボする姿が見られたり、バ美肉アイドルのマグロナちゃんともコラボ経験があったりとその交友関係は広い。
さらには会見中にも「(当日は)超大物ゲストを呼ぶ予定」と発表。このイベントではゲストのネームバリューはかなり重要である。既に戦いへの準備を勧めているふぇありす選手は”期待”ができる。
ふぇありす選手のTwitter・YouTube
外様代表 ピーナッツくん選手
チャンネル登録者数:6.1万人
「こんばんなっつー! ピーナッツくんです! この一言だけで会場を沸かすことができます」
4選手の中で一番のチャンネル登録者数を持つピーナッツくん選手。それだけでもかなり有利なのだが、今回はさらに『ホスト』という立場。その有利な状況に「普通にやってれば勝てる相手ですから」と勝利宣言をした。
ゲスト力も十分。ピーナッツくん選手は、過去に24時間ライブ放送をした際に企業・個人問わず多くのVTuberとコラボした実績を持つ。さらに記者会見の2時間前にもABCTVでVTuberのオーディションに面接管として参加しているなど、自身を外様と呼ぶだけあってVTuberという枠にとらわれない広い活動範囲と交渉力という武器がある。
しかし意外にも「当日はゲストを呼ばない」とソロ配信宣言。このルールでゲストを呼ばないのは非常に不利だが、なにやら当日は企画を練っている様子。他の選手に対しても「君たちは群れてなさいよ」と一蹴。自分一人の力で勝ってこそ真のライブ王であるというメッセージだろうか。その姿には、既に王者の風格を漂っているように見える。(配信内では「企画の時点で勝てそうな相手を選んだ」と突っ込まれていたが)
ピーナッツくん選手のTwitter・YouTube
あにまーれ・ハニスト代表 因幡はねる選手
チャンネル登録者数:3.7万人
「売名したい! そういうやましい気持ちのみで参加させていただきます」
あにまーれリーダーのはねる選手。ライバル関係にあるハニーストラップの支援も受け、今回は両グループの代表として参加することになった。
あにまーれ自体が常日頃「面白ければ何でもOK」なノリのグループであり、その中でも「可愛くてファン想いのアイドル」と「最強の武闘派」の2つの側面を併せ持つはねる選手はこのような場ではまさに水を得た魚、記者会見ではユニコーン対策*のためVTR出演となったが、その歯に布着せぬ宣戦布告は4選手の中でも一番目立っていた。
(*処女性を求めるファンに応えるため、はねる選手は日頃から男性とは絡まないことを公言している)
また見逃せないのが彼女のファン『因幡組』の結束力である。かつて7月に配信されたイベント「ガチ恋VTuber #マイベストイレブン」において、因幡組はその組織力を遺憾なく発揮し、VTuber界の親分キズナアイや四天王などを差し置いて6月デビューのはねる選手を「ガチ恋したいVTuber」一位に押し上げたのは衝撃的な事件であった。
それほどのずば抜けた組織力を持つ因幡組であるが、今回求められるのは単純な数。この力を”なんでも有り”のルール内でどう使って戦っていくのか、どうやら記者会見前日の配信から既に采配は振るわれているようだが、その手腕がどう発揮されるか、楽しみでならない。
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因幡はねる選手のTwitter・YouTube
本イベントをより楽しむために
繰り返しになるが、本企画は9月29日の22時から各選手のチャンネルのライブ配信にて行われる。
その見どころは既に期待度十分。さらにはtwitter上でもバチバチのやり取りが交わされ、各チャンネルの配信内でも当日に向けての作戦会議が始まっている模様。各選手のTwitterのフォロー、YouTubeのチャンネル登録をしてこの戦いを100%楽しむ準備をしておこう。